蹴りたい背中

2004年2月18日 読書
ISBN:4309015700 単行本 綿矢 りさ 河出書房新社 ¥1,000

「インストール」と同じ雰囲気を持つ。よくこれだけみずみずしく思春期の感性が書けるものだと感心する。群れている学生の、どこかごまかした雰囲気や本当ではない関係みたいなものを思い出した。ブラシにからみついた髪の毛のような「認められたい」という気持ちを1本1本取り除きたいっていう描写が心に残った。 こういうのが書けるのは才能があるっていうんだろうか。
ついでだからこっちもレビュー。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索